魂の会話
今日もメッセージをお読み頂きありがとうございます。
昨日、介護施設に傾聴ボランティアに行きました。
やっと季節も春を感じられるようになり、心も軽くなります。
テーブルに座られている方を回って語りかけます。
「そうですねえ」の言葉を繰り返される方がいらっしゃいます。
「春が来ましたね」
「そうですねえ」
「お食事は美味しかったですか?」
「そうですねえ」
たとえ同じ繰り返しでも、明るい話題を選ぶようにしています。
肩に手を置きながら・・・
ソファーにずっと寝ておられる方のところに行きます。
「○○さん、こんにちは!」
「米沢です」。
声掛けをすると、必ず目を開けて反応されます。
「お酒を飲みましょうか?」
この言葉をかけると必ず笑われます。
そして、「飲みたいねえ~」と言われます。
きっとお酒をたしなんでおられたのでしょう。
しばらくすると「死んでしまいたいな」と繰り返されます。
初めはこの言葉にたじろいでいましたが、口ぐせであることが分かり
気にならなくなりました。
歌もお好きなようで、一緒に故郷を歌います。
お元気なころに何に興味、関心があったかを探して
話題を考えます。
椅子の上で、いつも寝てばかりの方。
こんにちはというと瞬間目を開けられますがすぐに閉じられます。
何度も何度も語りかけます。
背中をさすりながら・・・
昔の私であれば、こんな対応ができるなんて想像できません。
様子を見た瞬間に会話をあきらめていたでしょう。
今は、魂に語りかけています。
怒ってひどい言葉を投げかけらる方の前では、うなずきながら「真我の実践」を唱え続けます。
ずっと続けていると、少し穏やかになってこられるような気がします。
学長に出会って、私は人間的に脱皮できました。
本当に幸せです。
学長ありがとうございます。