精神世界の旅が終わり、真我で出発します

頑張らず笑おう

今日もメッセージをお読みいただきありがとうございます。

今日は新聞投稿記事より抜粋してお伝えします。

「頑張らず笑おう」

長男を出産後、不眠症に悩まされた。

息子の睡眠のリズムに関係なく、眠れない。

布団に入って7,8時間、一睡もできずに朝を迎えることが何度もあった。

きっかけは母乳育児へのプレッシャー。

赤ちゃんの健康に一番良いとされる母乳が、よく寝るほど出ると焦りに焦った結果だ。

薬を頼ろうかとも思ったが、その肝心な母乳に影響が出ることを恐れ、病院には行かなかった。

息子が1歳近くになり卒乳を迎えたころ、睡眠薬を処方してもらった。

以後、状態に合わせて服用し、一度に飲む量だけは増えないように努めた。

不眠は過酷だ。

体より気持ちが追い詰められていく。

寝るという普通のことさえ私にはできないと、全てに自信を失った。

だが、雨の中を走り回りたがり、小石を一心不乱に集め、

息が苦しくなるくらい笑い転げる息子との毎日に、薬の力もいらなくなった。

年末には2人目も生まれる。

今回もどんな体調になるか不安がないと言えばうそになるが、

ここは最近読んだ小説「透明なゆりかご」の台詞にあやかりたい。

「頑張るのやめて、笑ってることにしたんです」

栃木県 主婦28歳