精神世界の旅が終わり、真我で出発します

患者から医者の立場へ

今日もメッセージをお読み頂きありがとうございます。

今日は「佐藤康行神技カウンセリングの極意」より抜粋してお伝えします。

佐藤先生の講話   ==================

【講話続き】
でも、皆さんが体感しようがしまいが、最初からそうだったんですよ。
でも、最初からそうなのに、その素晴らしい自分を出してないで生きてただけです。
皆さんの心の奥の中にユートピアがあったんです。
なのに、ゴミの自分で生きてたり、理屈だけで生きてたりする場合がある。
あなたの中に無条件の愛があったわけです。
だから、あなたの周りにいる人もみんなそうですよ。
周りの人で、どうも理解できない、なんか変だ、文句言ってる、いつも愚痴を言ってる。
でも、そういう人こそ、本当は一番求めてるんです。
苦しんでる人ほど。
だから、あなたを必要としてるんです。
そう思ってそっから出発すると、全然変わってきますよ。
だから、受け止め方なんです。
もう、今日からあなたは、どちらかと言うと、
患者さんというより、お医者さん側に変わるみたいなものです。
肉体の病気だったら、「ここが具合悪いんだ」と言ったら、
それを悪く取ったりしないでしょう?
「ああ、そこが具合悪いんだ」って受け止めて、
「どの辺? どの辺?」と何とか分かってあげようとするでしょう?
もし、あなたが医者だったら。
でも、心の部分は、みんなそういうふうには取らないんです。
「あの人は性格が悪い」とか、そういう受け止め方をするんです。
でも、ほとんどは最初の子供の頃からの親の育てられ方とか、
いろんな部分でひねくれているように見えるだけです。
だから、肉体の病気だったら悪く取らないんだけど、心の病気だったら悪く取っちゃうんです。
でも真我で見たら、単なるその一部分が出てるだけ。
そして、受け止めることができますから。
だから、あなたに余裕ができます。
そういう受け止め方したら、あなたに余裕ができます。
たとえあなたのことを非難したとしても、あなたを非難してるんじゃないんだと。
自分の心にそういう葛藤があるから言ってるんだ」
というふうに受け止めてやったら、あまりあなたは動揺しなくなります。
あなたが医者で、病人が具合悪そうにして、自分を責めてるように見えないじゃない。
こんな苦しい顔して、しかめっ面してきたら、
「私のこと、嫌いなんだ」なんて受け止める医者なんかいないでしょう?
本当は心の部分はみんなそんなもんだと思ったほうがいいです。
なのに、自分のことを責められたりしてるとか思っちゃう。
ほとんどがそうじゃないですよ。
みんな自分の性格の問題なんです、その人の。
お分かりでしょうか。
そのようにしてUターンをします。
今まで「自分、自分、自分」というのを
「あなた、あなた、あなた」に流れを変えていくわけです。
「分かってほしい、分かってほしい、分かってほしい」
「分かってあげよう、分かってあげよう、分かってあげよう」という方向に流れを変えます。
今日は短い時間でギュッと凝縮して、何回も何回も、その流れを変える訓練をします。
何回も流れを変える訓練をします。

「私の満月物語」

このお話を読んだとき、思わず「う~ん」と唸ってしまった。
こんな受けとめ方をいったい誰ができるだろう。
これは凄い。
真我の実践にとてつもない勇気を頂けた。