届けたいこの想い
今朝の新聞記事です。
倒産にパワハラ・・・自殺急増
金融危機翌年から2011年「3万人時代」
どんな会社も救う 命のため
村松謙一さん、64歳。
少し早口で、村松さんは語りかけた。
「倒産は人の命を奪うことがあります。
だから、どんな会社でも救わなくてはなりません。
その役目を担えるのが弁護士です。」
政府や政治家は、不良債権を急げ、急げと大合唱中。
でも、村松さんは訴えた。
「この1年で、リストラ、不良債権に当たっての倒産で貴重な命をなくされた方々が3600人
から4000人。
家族が後を追うこともあります」
そのころ、村松さんは弁護士廃業も考えていた。
さらに入院中だった自身の長女が15歳で亡くなった。
続けざまの死に、心は折れかかっていた。
議員が質問してきた。
「企業を100%再建したら産業の構造転換ができない」
村松さんは答えた。
「それでも、100%再建しなくてはなりません。
命の問題です」
弁護士たちの講演に戻る。
村松さんは語った。
「日本には380万の中小企業がありますが、7割が赤字ともいわれます。
眠れない日々を送る経営者の、いい相談相手になってください」
助けを求めている人がどれだけいるかわからない!
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