精神世界の旅が終わり、真我で出発します

責める心

今日もメッセージをお読みいただきありがとうございます。

今日は佐藤康行著「わがまますっきりノート」より抜粋してお伝えします。

責める心

今までにもお話してきましたが依存症の人たちは、それ自身が悪いことであり、

問題であるという自覚があるために、十分に自分を責める心があります。

そこに加えて、周りからも責められます。

その結果、周りが責めれば責めるほど、それから逃れるためにお酒や薬物にはまっていくということが見えてきました。

このように、責める心とお酒・薬物とは、大きく関連しています。

その責める心が、依存症を克服しようとするときに、足を引っ張る要因の一つになっているのです。

その証拠に、アルコール依存症の大葉さんの奥さんであるちづるさんには、

ご主人を責めるエネルギーがありました。

そして、それがなくなった時に、大葉さんは変わり始めたのです。

しかし一方で、責める性質を変えるというのは難しいものです。

なぜなら、不完全だと思うから、完全にしようと責めているのであって、

ご主人を責めることを悪いと思っていないからです。

そもそも、人を責めるというのは、その人に依存していることでもあります。

相手に、自分を幸せにしてほしいから責めているのです。

すなわち、批判や不満、責める気持ちは依存なのです。

奥様たちは、ご主人を愛していらっしゃいます。

愛してるがゆえに、「アルコール依存症や薬物依存症は悪いことだから、

克服してほしい、良くなってほしい、そして幸せにしてほしい」と思っています。

その表現が、責めるという形になっているにすぎません。

愛のエネルギーが、全部責めるほうに言っているのです。


「私の想い」

相手を裁く行為は相手のためにならない。

道徳的に問題と感じることは仕方がないが、そのことで相手の人間性を否定する世界ではない。

今の行動は、潜在意識にある過去の記憶からきている。

真我の実践は、目の前の認識でとらえない。

相手の真我、満月だけに焦点を当てる。

光だけを見つめる。

前提を真理として明確な態度で実践しない限り

相手の光になることは難しいだろう。

わがまますっきりノートは私のバイブルになっている。

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