精神世界の旅が終わり、真我で出発します

苦しみが消える

今日もメッセージをお読みいただきありがとうございます。

今日は佐藤康行著「真我」より抜粋してお伝えします。

「悪夢から覚めた時のように苦しみが一瞬で消える」

業やカルマを抱える私たちの心は、それはそれは広大であり、さらにとてつもない深度があります。

そして地球上にいる約70億人全員その心の深さは違います。

ですから、同じものを見ても、心のどの意識次元で物事をとらえるのかによって、

受け止め方や感じ方が70億人全員違っているのです。

心の一番浅い次元が個体意識(エゴ、エゴイズム、利己的な心)です。

逆に心の一番深い次元が全体意識といえる神の次元、宇宙意識、すなわち「真我」です。

心のその構造は、違う形にたとえると

空気の入った風船のゴムが何重にも重なっているような状態ともいえます。

そして、そのゴムが何万何億と重なっていようとも、

真我の覚醒によってそのすべてを一瞬で割ることができるのです。

風船のゴムをパンとすべて割ったときに、もともと存在している

周囲の空気と風船の中の空気が一つに調和します。

真我を体感したときは、まさにこの風船のゴム全部が一瞬にして割れ、

すべての空気が大調和するような感覚になることがあるのです。

その時、それまで抱えていた苦悩や問題がぱっと消えてしまった感覚を抱く人もいます。

人は生きていく中で悩みや苦しみを感じ、

それが業・カルマという記憶として心に残ったりするわけですが、

その苦悩とは心の世界の出来事ですから、

そのときに苦しさや苦悩を実体があるものとしてとらえるのか、

それとも実体など存在しないものととらえるのかでまったく違ってくるのです。

苦悩を認めてしまえば心に業として残り、それはやはりつらいものですから、

解決するために立ち向かわなければならなくなります。

しかし、苦悩、苦しみなどは存在せず、

存在しているのは神だけであると認めることができれば、苦しみは消えていくわけです。

プロローグで少し触れましたが、夢でうなされる話のように、

苦しみなどは夢のようなもの、夢自体は実は存在しないので、

寝ている時に夢を見ていても「朝、目を覚ませば夢が消えるように、

目を覚ませば良いだけだ、目を覚ませば一瞬にして夢のような苦しみは消えてしまうのだ」

という前提で苦しみをとらえることができれば、苦しみに振り回されることはなくなるのです。


「私の想い」

一瞬一瞬でころころ変わる心。

本当につかみどころのないもの。

今までこの心を自分と思い込み、どれだけ翻弄されてきたことだろう。

特に体調の悪い時など、様々なことをネガティブに捉える自分がいた。

物事の実態はない

すべては自分への大切なメッセージ。

これさえ心に落ちてくれば何も怖いものはない。

この肉体が自分ではないことが落ちるだけでもとてつもない平安が訪れる。

死ぬことは究極の新品仕上げだから。

この世で思い切り喜び、使命を果たすことに命を懸けるだけ!

 


佐藤康行の神技カウンセリング実践セミナー福岡開催
日時 6月3日(日) 11時~18時
場所 JR博多シティ会議室 9階会議室3
主催 YSくまざわクリニック