精神世界の旅が終わり、真我で出発します

悟りの世界

今日もメッセージをお読みいただきありがとうございます。
佐藤康行著「真我」より抜粋してお伝えします。

「いかなる問題も自動的に解決の方向に進んでいく」

そのような容易に説くことができない苦しみの原因を解決しようと、これまでの多くの人が努力し、勉強し、また難行苦行をし、その業の解決を試みてきました。

仏教では開祖である釈迦が、人間の苦しみを「生・老・病・死」として、そこから人々を救おうと導きました。

ただし、現代に至るまでにそれが本当に成し遂げられているかというと、そうとは言い切れないと私は思っています。

そんなつる草のように複雑に絡み合った問題が、真我を開くと一気に解決したり、解決の方向に向かっていきます。

それは勉強や修行、また努力したり、時間をかけて解決していくというものではありません。
真我を開くと自然に、ある種自動的に解決していくのです。

親鸞は、「自ら然らしむように、真理としてそうなるがままに、作為を捨てて生きる絶対肯定の在り方が大切だ」と説いています。

ここでいう「絶対肯定」とは仏を全面的に信頼し、仏に従って生きるという意味です。
仏とは宇宙の法則を指します。

真我を開くことで、最良の道を仏(神、宇宙)が導いてくれるのです。

自分で「ああしよう、こうしよう」と思わなくても、すべてが自動的に解決する世界へと動き出す・・・・
それが本当の「自然法爾」です。

自然法爾とは、自分という「我」が一切なくなり大宇宙と調和した状態になったときに動き出す世界のことです。

そして、即身成仏を悟ることにより、自然法爾が働きます。

仏の境地を悟ることによって、仏がすべての物事を運んでくれる…

まさに自動的な世界、自動的にすべてが解決されていく世界です。

六十六項で触れましたが、私たちの体はもともと自動的に働いてくれています。

食べ物を食べたときは、必要なものを栄養分として消化吸収し不要なものは排出する、

皮膚に傷ができれば自然治癒が働くなど一分一秒と休むことなくすべて自動的に働いていますよね。

何一つ狂いがなく、完璧に自動的に動いているのです。

これは、意識してできるものではありません。

この事実のように、すべては私たちの内部で神が自動的に働いてくれているのです。

本当は神がすべての働きをしてくれているわけですから、真我を開き、真我という宇宙意識、すなわち神に任せれば何事もよいのです。

「私の想い」
学長の宇宙の真理を聞き続けて、はや2年が経とうとしている。

それまでは、原始仏教をひたすら追求し、瞑想を追い求めて

ひたすら悟りの境地を目指してきた。

学長に出会って、ここが終着点であることは魂で感じていたのだが

仏陀の経典を読み続けていたせいか、本当にこれが悟りなのだろうかと疑念を抱いていた。

今やっと気づき始めている。

学長の言われる真理、すなわち本当の自分、真我で生きることで間違いない!

この確信こそがまさに悟りである。

 

佐藤康行の神技カウンセリング実践セミナー福岡開催
日時 6月3日(日) 11時~18時
場所 JR博多シティ会議室 9階会議室3
主催 YSくまざわクリニック