精神世界の旅が終わり、真我で出発します

命を無駄にしない

今日もメッセージをお読み頂きありがとうございます。

学長のセミナーを受けて、今東京にいます。

夕食を取りに居酒屋に寄りました。

そこで聞こえてくる懐かしい音楽。

私が若いころ、夢中になって歌っていた音楽や、学生時代を思い出す曲のBGM。

感無量になって涙が溢れました。

たまらなくなり、スマホで当時の曲を聞いていると、長渕剛の「close your eyes」がかかりました。

特攻隊に出撃する前の若い兵士が宿舎をお世話する女性と写真に写っています。

セミナーで学長がお話された内容を思い出し、また涙が止まらなくなりました。

戦後満州で暮らしていた日本の女性たちがロシア兵に性的被害を受けました。

やっとの思いで日本に還る船の中で、日本列島が目に入るところまでたどり着くと

次々と海に飛び込んでいくお話です。

お腹にロシア兵の子を身ごもり、または性の病気にかかったり様々な理由で

家族や恋人への耐えられない思いがあったに違いありません。

今まで学長の怒りの姿など見たこともなかったのに

このお話をされているとき、「いったい何をやっているんだ!」

と学長が涙されました。

私の母も夫を戦地に送りました。

短歌には夫への思いをいつも作品に載せていました。

2歳の子どもも男の子、女の子ともども病気で亡くしました。

以前テレビで学徒出陣の映像を見る機会がありました。

雨が降る中、明治神宮外苑を男子学生が行進していきます。

それを涙で見送る女学生の姿。

何ともやりきれない、強烈な印象が忘れられません。

無念の死を遂げていかれた数限りない方々のためにも

自分の命を無駄にしてはいけない。

心に誓いました。