精神世界の旅が終わり、真我で出発します

人間の幸せの本質とは

今日もメッセージをお読み頂きありがとうございます。
今日は以前送らせて頂いたものより、抜粋してお伝えします。
昨日、「偉大なアスリートから学ぶ」で3000本安打を達成した
イチロー選手を取り上げました。
イチロー選手から学ぶことは限りなくありますが
私は昨日のコメントで重要なことをお伝えできませんでした。
それは、イチロー選手のこの言葉です。
それは記者から次の質問を投げかけられたイチロー選手の答えでした。
―達成した感想は
「ずいぶん年を取ったと思うが、チームメイト、ファンの人たちが喜んでくれた。
3千という数字よりも、僕が何かすることで、
僕以外の人たちが喜んでくれることが、今の僕にとって、
何より大事なことだと再認識した瞬間でした」
イチロー選手は、こんな大記録をつくった瞬間に
世界に数人しかできない大記録よりも
このことで僕以外の人たちが喜んでくれることが
何より大事だと気づいたのです。
これは人間の本質を言い表しているのではないでしょうか。
このことは、常に学長が仰っていることです。
ギブ=テイクのことです。
真我で行う対話がまさにその実践です。
相手の神を前提に美点発見に努める。
良さを引き出すことで相手が幸せになりその幸せを見て自分の喜びが頂ける。
これを学長は真我の鏡返しといわれています。
私たちの真我の実践は、3000本安打の価値と同等なことを実践しているのです。
人間は周りの人に喜びを与え、その喜びを見て幸せを頂く。
まさにこれこそ生きる喜び、人間の幸せの極致といえるでしょう。
エゴで幸せを追い求め、お金や地位や名誉にこだわり、
行きつく先は孤独や、病気や空しさです。

死ぬときになって初めて、そのことに気づけるのです。
私は以前、ハーバード成人発達研究の資料をお伝えしました。
1938年から75年間にわたる2千人の、人生のリアルタイム研究の資料です。
その時の後半部分の資料を再度掲載させて頂きます。
明日のメッセージに続きを載せたいと思います。