精神世界の旅が終わり、真我で出発します

真心を込めて

今日もメッセージをお読み頂きありがとうございます。
今日は新聞記事より抜粋してお伝えします。
「ひととき」
「小学2年生の私へ」
娘が作文で佳作を取り、賞状をもらってきた。
すごいと思った。
私は学生時代、賞状や一等賞をもらったことがない。
賞状を眺めていると小学2年生の時のことを思い出し、胸がキュッと切なくなった。
作文や絵でいつも賞を取る女の子がいた。
勉強もでき、スポーツ万能で習字やピアノも上手だった。
全校生徒の前で賞状をもらう彼女がまぶしくてうらやましかった。
そのうち私の願いは、皆の前を注目されながら歩いてみたいー
それだけになった。
ある日担任の先生が「ノートを忘れた人は、紙をあげるから言いに来なさい」といった。
「これだ」と思った。
算数の時間が始まるとみんなの前を歩いて先生の所へ行った。
「ノートを忘れました」。
みんなが注目している。
ドキドキした。
授業を中断された先生はビックリするほど怒り出した。
怒られるなんて思っていなかった私は机の中にある算数のノートを思い、後悔した。
恥ずかしさでうつむき、涙をこらえるため、必死で唇をかみ続けた。
まだずっとずっと先だけど、ちゃんと輝ける場所を見つけ
自分らしく生きられる日が来ることをあの日の私に教えてあげたい。
福岡市 37歳 女性

「私の満月物語」

元、教師をやっていた私はこの記事を読んで胸が締め付けられる思いだった。
子どもたちの行動の裏にはこんなにもけなげな物語が隠されている。
この女性を「よく頑張ったね」と抱きしめてあげたい思いに駆られた。
自分が罪滅ぼしにできることはただ一つ。
会う人会う人にその方の素晴らしさを命がけで伝えていくこと。
「一人一人誠心誠意真心を込めて接しなさい」
学長の言葉が心に響く。