精神世界の旅が終わり、真我で出発します

全ては愛

今日もメッセージをお読み頂きありがとうございます。

今日も現場の様子からお伝えします。

今日は9日間の中で最高の日になりました。

途中でいろいろと事件もありましたが、感動的なことにも出会えました。

事件は、二時間目の国語の時間に起こりました。

一時間目はA子もB男もすごく頑張っていました。

漢字ドリルを二人とも頑張って書き始めました。

私は頑張って始めた二人を見てすごい、このままきっとやり遂げるぞと思っていました。

授業担当の二人目の先生は、B男がペンで書いていたことが気になり、

鉛筆で書くように促されました。

私はこれはやばい、今はこのまま頑張らせたほうがいいと感じましたが

担当の先生はペンを無理やり取り上げられました。

そこからB男は紙を破り始め、怒り狂ったように暴れ始めたのです。

私は散りじりになって破り捨てられた紙を片付け処分しました。

そして、修正可能な破られた紙をテープで張り合わせ、机の上に置き直しました。

反応を見たかったのです。

彼は、さすがにテープで張られた紙は破ることをしませんでした。

それどころか、少しずつ落ち着きを見せ始めたのです。

この子には愛の行為は通じると感じた瞬間でした。

私たちは目の前に起こる現象に良い悪いの価値づけをしてしまいます。

しかし、私は、ペンを注意した先生もB男のことを一生懸命考えておられる

愛の行為だし、暴れ始めたB男も何とか僕の気持ちをわかって欲しいという愛の叫びだと思えました。

周りに起こる現象をすべて愛と受け止められるようになることの大切さを学長は言われています。

全ては愛であり、愛の叫びです。

そうするとそこから出てくる発想は全く違うものになることでしょう。

感動的な出来事は5時間目に起こりました。

いつも他の子に厳しい言葉を浴びせ、イライラしていることの多いA子が

4年生の子にひとこと言ったことで、その子に机ごとと吹き飛ばされ

床に強く落ちました。

全員、びっくりして、その場をおさえたのですが、

なんと、A子は仕返しも言い返すこともしないで学習を続けていったのです。

私は泣きそうになりました。

あれだけ荒れている毎日の中で、こんなけなげな行動をとれるのか!

改めて子どもたちの可能性に感動しました。

そして真我に焦点を当て続け、いいところをその瞬間に見逃さず返し続けていくことの

大切さを心から感じることができました。

学長は周りに起こるすべての現象は愛に見えるといわれます。

一見辛いこと苦しいことに見られる出来事を愛の目で翻訳していく。

苦しいと認識するものの中に、大切なことを発見する目を養う。

そして、総ての出来事に喜びを持てるようになったとき

喜びのエネルギーに同等なそれにふさわしい現象が引き寄せられてきます。

全ては自分の心が引き寄せているのです。

学長はこれを心のチャンネルを変えるといわれます。

その時に初めて、黄金の雨を受け取れる心、器ができあがっている