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欲望の時代の終わり・本当の自分、真我の時代

精神世界の旅が終わり、真我で出発します

命を守る愛と恐怖

今日もメッセージをお読み頂きありがとうございます。

メダルラッシュにわきかえるオリンピック。

今日は女子レスリングで金メダルを取った伊調選手を取り上げます。

彼女は今年一月に行われたロシアの国際大会で13年ぶりに初めて

敗戦の屈辱を味わいました。

裏を返せば、それだけ無敵の王者ともいえますが

負けた時の言葉を聞いて、この選手は偉大な選手であることを確信しました。

それは、「負けて良かった」とはっきりと言っていたからです。

これで、自分の弱点が分かり、それを克服することができると言い切っていたのです。

ところが、新聞記事を見て、負けたことへの恐怖心が続いていたことが初めてわかりました。

記事を抜粋します。

「決勝戦を見つめる観客席の千春さん(伊調選手の姉)の目には、

今年1月の敗戦が影響しているように映った。

1点先行しながら攻めあぐね、2分過ぎには逆にバックを取られて2点を失った。

「負けるかもしれない…」

不吉な予感を振り払うように、千春さんはいすから身を乗り出し、何度も何度も声を振り絞った。

「かおり、ガンバレー」

不戦敗を除き、13年ぶりの敗戦となったロシアの国際大会は、

モンゴル選手に0-10のテクニカルフォール負け。

この試合で首を痛めた伊調選手は、翌月のアジア選手権を欠場した。

2008年の北京五輪で銀メダルを取った後に一線を退き、

故郷の青森で高校の教諭になっていた千春さんは、

ことあるごとに伊調選手にアドバイスをしてきた。

伊調選手がロシアで敗戦した直後にも、無料アプリ《LINE》でメッセージを送った。

「銀メダルは負けてもらうものだから、見るだけで悔しさは蘇ってくる。

そのメダルは宝物だよね。」

自分が納得したことでなければ、決して口にしない伊調選手が、

帰国時の記者会見で、千春さんのメッセージをそのまま自分の気持ちとして語った。

幼少時代から姉妹にレスリングの指導をしてきた沢内和興さん(69)は、

「小さい時から、一緒に練習していた2人だからこそ、

お互いの弱点を見つけ、助言できるのだろう」と語る。

表では弱音を吐かず、理想のレスリングを追い求める姿から、

伊調選手は「求道者」と称される。

敗戦直後も「いい勉強ができた」と意に介す様子はなかったが、

千春さんは「この時から、負ける怖さを持っていたと思う」と推測する。

他国の選手から研究しつくされ、長年の選手生活で体は悲鳴を上げている。

両肩に痛み止めの注射を打って試合に臨むなど、体調は万全ではない。

大苦戦の末、最後に逆転で金メダルをもぎ取ると、

伊藤選手が最初に探したのが、千春さんの姿だった。

「お疲れさま」。

千春さんがねぎらい、2人は、がっちりと握手を交わした。

「戦う前、正直に言うとやっぱり怖かった、でもたくさんの人が支えてくれて勇気をもらいました。

求道者の目に涙が光っていた。

学長は、人間の感情は愛と恐怖からできていると言われます。

愛は子孫を残すため、恐怖は命を守るため。

恐怖心があるからこそ、一心になって練習に打ち込めるのだと思います。

人間を苦しめる心は、この二つの心が違う形になって現れたものです。

全ては愛に裏付けられています。

学長の言われる寂光世界を全てのみなさんが分かることができれば

世界は大きく変わることができるでしょう。