精神世界の旅が終わり、真我で出発します

今日もメッセージをお読み頂きありがとうございます。

今日も、「村上和雄佐藤康行著「遺伝子とサムシンググレートは教える」

から抜粋します。


エピローグ・・・・遺伝子をONにした不思議体験

実は、村上先生との対談を終えたすぐ後、私は大変驚くような体験をしました。

この出来事は、多くの人たちに驚きと感動を与えました。

そして、この紛れもない事実をより多くの方に伝えることによって、

真我の素晴らしさ、万能性を知って頂きたく、ここで紹介したいと思いました。

以下は、その出来事を事実に基づいてご紹介します。


全盲になったAさん今年の六月上旬のことでした。(1999年)

私はある方の紹介で、地方都市でサービス業を営んでいるAさんと会うことになりました。

私たちは、Aさんの経営するレストランで、紹介者の方やAさんの仲間などを含め、

ちょうど十人程度が集まりました。Aさんは八十歳を超えていましたが、

見た目は年齢よりはるかに若く、凛として品のある物腰は、まさに老紳士といった雰囲気でした。

実際に聞くところによると、Aさんは地元の名家の生まれで、家業を継ぐ他にも、

地元の地域に貢献する文化事業やボランティアにも積極的にかかわり、

行動力がある上に思いやりがあり、実直な人柄で、多くの人から大変尊敬されていました。

そのAさんが、十五年ほど前に、原因不明で視力が急激に落ち、

視界の真ん中が見えなくなり始め、九年位前には、ついに全盲になってしまったのでした。

しかしAさんはさんはやがて、その目が見えなくなったことを

精神的に完全に克服するようになりました。Aさんは、私たちに訥々と話してくれました。

「目が見えなくなったことによって逆に、人の心が分かるようになりました。

目が見えた時に見えなかったものが、良く見えるようになったのです。

心の目が開いたんです。」Aさんは、目の見える人と話しても、

目の見えない自分のほうが遙かに幸せだということを確信し、

そして、人々に本当の幸せについて説いていったのでした。

そんなAさんの話を聞いて、ハンディキャップを背負っていたり、

悩んでいた多くの人たちが感動をし、勇気づけらていったのでした。


「神様が私の目を見えなくしたことに、今、感謝しています。

なぜ私の目を見えなくしたかの意味が良く分かります。

このことに私は自分の役割を感じ、喜びを感じています。

今は本当に幸せです。この幸せなまま、お迎えが来ることを

心から願っています」とおっしゃるのです。

実際に言葉のとおり、過去にお世話になった人たちを招いて、いわば生前葬のような会を催したり、

ヨーロッパや各地にいる知人にお別れとお礼のあいさつを済ませてあるというのです。

私もAさんの話を聞いて、心から感動しました。

本当に立派な方だなと、感服しました。


神は目を見えなくすることはない.しかし、Aさんの話をしばらく聞いているうちに、

一つだけ引っかかるものを感じ、直感的にAさんに向かってズバリ切り出しました。

「Aさん。私は、お話を聞いて大変感動しました。

しかし、一つだけ気になるところがあります。

Aさんは今「神様が私の目を見えなくしたことに、今、感謝しています。なぜ私の目を

 

見えなくしたかの意味が良く分かります。この事に私は自分の役割を感じ

喜びを感じています」とおっしゃいましたね。

しかし私は、神は目を見えなくすることはないと思います。

目は見えるように作られているんです。

車でも作ったままに使ってもらうことが、その車をつくった人の意に沿うことですよね。

目は見えるためにある。むしろ目が見えるようになるということが、

神の意に沿うということじゃないでしょうか。

そして、目が見えるようになることで、

人々に喜びを与えることができるんじゃないでしょうか。

Aさんの役割は、むしろ死ぬまでに目が見えるようになることです。

そうすることによって、世の中の何万人もの方があなたの影響を受けるでしょう。」

そして、私はこのように続けました。

「私たちの命の働きというのは、必要なものを必要だと心から願うことによって

動き出すはずです。

筋肉は、使えば使うほど発達しますよね。

使わなければ老化してしまいますね。

Aさんは目が見えないことを喜んでいますが、目が見えることを願うことではないでしょうか。

ご自分の顔や奥さんの顔、そしてお孫さんの顔をしっかりその目で見て、

それから人生を終えることではないでしょうか」

いつの間にか私は、テーブルを叩きながら、心に浮かんでくる言葉を全力で話していました。

気がつけば、私は一時間半ほども話し続けたようでした。

すると、その間私の話をじっと動かずに聞いていたAさんが、

突然「あーっ!」と大きな声を上げました。

「私は間違っていた。佐藤さん、あなたの言う通りかもしれない。

私の最大の使命は、目が開くことかもしれない。そうだ、目が開くことだ!」

興奮で顔を紅潮させて、Aさんは一気にまくしたてました。


劇的な変化

そう言い終わると、Aさんはトイレに立ったのですが、

トイレから戻ってくると、奇跡が起きていました。

「みなさん、部屋が前よりちょっと明るくないですか?」とAさんは私たちに聞いたのです。

もちろん、蛍光灯の灯りは何も変わっていません。

Aさんは、椅子に腰かけてしばらくすると、今度は「あっ!佐藤さん。あなたの顔が

見えるような気がします」と言い出したのです。

何も見えなかったはずの目が、光を捉え、私の輪郭までをもとらえ始めたのです。

これには、同じ席に居合わせた人たちも皆、びっくりしてしまいました。

私は、さらにAさんに訴えかけました。

「そうですよ、見えるんです!百パーセント信じてください。

心から見たいと感じれば、それに必要な遺伝子がONになるんですよ。

目が見えるという命のスイッチを入れてください。

99%ではだめです。100パーセント信じることです。」


続きは明日お伝えします。

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