精神世界の旅が終わり、真我で出発します

満月笑顔

今日もメッセージをお読みいただきありがとうございます。

今日は佐藤康行著「満月笑顔はすべてを解決する」より抜粋してお伝えします。

45・誰の心の奥にも「満月笑顔」が輝いています。

途中、略

自分ではどんなにダメな人間だと思い込んでいても、あなたは、本当は100%の満月です。

ですから、人と接するときにも、相手を、どこかが欠けた「三日月」のように見ないで、

満たされた「満月」であることを大前提にしてほしいのです。

自分も満月、相手も満月。

お互いに足りないものは何もありません。

笑顔は、そのことを端的に表せる、最も簡単な方法なのです。

そういえば、みなさんは、インドやネパールで交わされる「ナマステ」というあいさつをご存じでしょう。

一般に「こんにちは」や「さようなら」のあいさつと思われている「ナマステ」という言葉には

実は「あなたの中の聖なるものを拝みます」という深い意味があります。

両手を合わせて「ナマステ」というとき、彼の地の人たちは、

ただ相手に挨拶をしているのではなく、相手と共有している聖なるものに礼拝しているわけです。

これは、相手の心の奥にある「本当の自分」と向き合っていることになるのでしょう。

私たちが誰かに笑顔をプレゼントするときも、相手の心の奥にある

「本当の自分」に向かって微笑みかけるように心がけましょう。

そうしたら、本当にいい笑顔になれるのではないかと思います。

「私の想い」

この本に出合ってから、行きかう人に笑顔を向けるようにしている。

今までも挨拶をしようと思う気持ちはあったが、笑顔までは考えていなかった。

今までのあいさつも、返してくれない人がいるときは、相手の真我に挨拶しているんだと思うようにして

気にしないようにした。

しかしこの笑顔は違う。

まさに満月(真我)の鏡返し。

笑顔を送ることによって、「あなたは完璧ですよ、そのままで最高に素晴らしい

無限の可能性を持たれた神の存在ですよ」というメッセージを送っている。

それは同時に自分の存在もそのように肯定している。

真我の実践を唱えながらそのような笑顔で生きる。

深いところですべての人とつながっている。

命の生かし合いは相手の方への最高のプレゼント。

真我の達人を目指す。

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真我の達人

今日もメッセージをお読みいただきありがとうございます。

昨日、高校の同級生と恩師のところにお見舞いに行った。

昔話に花が咲き、あの当時の青春時代に戻ったようで、気分が若返った。

ここで二つのことを学んだ。

一つは同級生の素晴らしさに気づいたこと。

高校時代、私は未熟者で、彼を見下していた。

今こそ、すべての方は自分の師であるが、

当時、彼のほんの一部しか知らずに、三日月で決めつけていた。

穴があったら入りたいくらいに自分が情けない。

せめてもの救いは、彼が私との会話で元気になってくれたこと。

二つ目は自分の心、過去の記憶について。

私は以前からコンプレックスの塊で、周りの人が評価されると落ち込むタイプだった。

今は矢印が外向きになることでずいぶん和らいできたものの

まだまだ根強い「こっち見て」の記憶があることが分かった。

この記憶は時に凶器となって生きるエネルギーをそいでくる。

自分の場合、とても複雑で、自分に話題が向くと照れくさくて

すぐに相手に向きを変えるくせにである。

まだまだ矢印の武器がさびている。

相手の喜びが自分の喜び。

この矢印がピカピカに磨かれたとき、真我の達人の道が見えてくる。

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生命を引き出す

今日もメッセージをお読みいただきありがとうございます。

今日は佐藤康行著「真我②」より抜粋してお伝えします。

「眠れない夜をなくす方法」

ストレス社会を反映しているせいか、不眠を訴えるビジネスマンが少なくない。

それは、仕事でも何でも、人生を真剣に生きていないから起こる場合が多い。

真剣でないから、妄想の世界が頭の中で展開されてくるのである。

そういう癖がつくと、自分の体や命を最大に生かすことができなくなるのである。

人間は全力で今日一日を生きて、自分の生命を生かしたら、

今度は生命をゆっくり休ませるという体になっているはずである。

ただ頭の中だけで物事を片づけようとするから、寝ていても堂々巡りして少しもまとまらないのである。

そうなると雪だるまのように、あれこれとつまらないことが頭の中に積み重なってしまう。

悩みは雪だるまのようなもの。

悩みで悩んだ心で解決などできない。解決できないどころか、さらに膨れ上がっていくだけなのである。


暗闇を暗闇で消すことはできない。

暗闇は光でしか消すことができない。

それと同じで、私たちの悩みを悩みでは消せないが、明るい希望や夢を持てば悩みは消えていくのである。

だから、悩みを解決するには、今抱えている悩みや問題から逃げず、立ち向かっていくことなのである。

逃げないで、悩みに向かっていくと、それが幻であることに気づく。

自分で行動も起こさず考えているのは、すべて幻であって事実ではない。

取り越し苦労というか、持ち越し苦労というか、過去に終わったことをいつまでもくよくよしているのだ。

これから起きるか起こらないかわからないようなことでも、悪いことを予想して考える人がいる。

私たちの心が物事を創造していくから、悪いことを心に思えば本当にその通りになっていく。

悪いことが実現していくのである。

だから、なるべく明るい前向きな思い方、考え方で、自分の一日一日を全力で取り組んで引き出してやるのだ。

そうすると安心してゆくっり眠れるようになる。

もしあなたが、現在眠れなくて困っているのならば、眠るための努力をするのではなく、

自分の命を全力で引き出すための努力をしていただきたい。

「私の想い」

今朝は私の心は重く、沈んでいた。

昨夜、周りの人と比べて落ち込む自分がいた。

まだその影響を受けていた。

ブログに載せる内容を読んでいるとき、ふと元気になる文章があった。

「自分の命を全力で引き出す」

これだ!と心の中に光がともる。

心は周りの様々なことに影響を受ける。

常に考えることはただ一つ。

「自分の生命を全力で引き出す」

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満月笑顔はすべてを解決する

今日もメッセージをお読みいただきありがとうございます。

学長の新刊「満月笑顔はすべてを解決する」

この本のタイトルは強烈でした。

なぜなら、福岡の真我友の会の名前が「満月笑顔の会」だからです。

この本は私たちのために出して頂いたと考えるようにしました。

こんな励みになることはありません。

それまでも、東京の西川講師のカウンセリンググループでも笑顔の大切さを

教えて頂いていたので、高いモチベーションで読み進めることができました。

学長の言われる笑顔は、満月の笑顔です。

これは真我を指しています。

満月笑顔で真我の鏡返しができると理解しました。

笑顔の奥の深さを目の当たりにしました。

学長が言われていることはすべてが体動。

全て自分の真我にフォーカスする、相手の真我にフォーカスするもの。

美点発見、完璧愛ポスト、笑顔、大好きすべてが真我。

このことに気づけて、自分の何かが変わった!

また夢に一歩近づきました!

周りの方との出会いが楽しくなりました。

世界中のすべての方は自分の仲間。

ありがとうございます!

感謝の気持ちを忘れません。

YSくまざわクリニック開院一周年記念講演会のご案内

https://www.kokuchpro.com/event/ys_kumazawa0818/

真楽を得る

今日もメッセージをお読みいただきありがとうございます。

今日は「心に響く小さな5つの物語」より」抜粋してお伝えします。

「第二話 喜怒哀楽の人間学」

少年は両親の愛情をいっぱいに受けて育てられた。

殊に母親の溺愛は 近所の物笑いの種になるほどだった。

その母親が姿を消した。

庭に造られた粗末な離れ。

そこに籠ったのである。

結核を病んだのだった。

近寄るなと周りは注意したが、

母恋しさに少年は 離れに近寄らずにはいられなかった。

しかし、母親は一変していた。


少年を見ると、ありったけの罵声を浴びせた。

コップ、お盆、手鏡と手当たり次第に投げつける。

青ざめた顔。

長く乱れた髪。

荒れ狂う姿は鬼だった。

少年は次第に母を憎悪するようになった。

哀しみに彩られた憎悪だった。


少年六歳の誕生日に母は逝った。

「お母さんにお花を」

と勧める家政婦のオバサンに、

少年は全身で逆らい、

決して柩の中を見ようとはしなかった。

父は再婚した。

少年は新しい母に愛されようとした。

だが、だめだった。

父と義母の間に子どもが生まれ、

少年はのけ者になる。

少年が九歳になって程なく、父が亡くなった。

やはり結核だった。

その頃から少年の家出が始まる。

公園やお寺が寝場所だった。

公衆電話のボックスで

体を二つ折りにして寝たこともある。

そのたびに警察に保護された。

何度目かの家出の時、

義母は父が残したものを処分し、家をたたんで蒸発した。

それからの少年は施設を転々とするようになる。


十三歳の時だった。

少年は知多半島の少年院にいた。

もういっぱしの「札付き」だった。

ある日、少年に奇跡の面会者が現れた。

泣いて少年に柩の中の母を見せようとした

あの家政婦のオバサンだった。

オバサンはなぜ母が鬼になったのかを話した。

死の床で母はオバサンに言ったのだ。

「私は間もなく死にます。

あの子は母親を失うのです。

幼い子が母と別れて悲しむのは、

優しく愛された記憶があるからです。

憎らしい母なら死んでも悲しまないでしょう。

あの子が新しいお母さんに可愛がってもらうためには、

死んだ母親なんか憎ませておいたほうがいいのです。

そのほうがあの子は幸せになれるのです」

少年は話を聞いて呆然とした。

自分はこんなに愛されていたのか。

涙がとめどもなくこぼれ落ちた。

札付きが立ち直ったのはそれからである。


作家・西村滋さんの少年期の話である。

喜怒哀楽に満ちているのが人生である。

喜怒哀楽に彩られたことが次々に起こるのが人生である。

だが、その表面だけを掬い取り、

手放しで受け止めてはなるまい。

喜怒哀楽の向こうにあるものに思いを馳せつつ、

人生を歩みたいものである。

その時、人生は一層の深みを増すだろう。

われわれが人間学を学ぶ所以もそこにある。

中江藤樹の言葉がある。


「順境に居ても安んじ、

逆境に居ても安んじ、

常に坦蕩々(たんとうとう)として苦しめる処なし。

これを真楽というなり。


萬の苦を離れてこの真楽を得るを学問のめあてとす」

 

自分(=宇宙)を褒めることは一番謙虚

今日もメッセージをお読みいただきありがとうございます。

今日は佐藤康行著「真我②」より抜粋してお伝えします。


自分は自分であって自分ではない。

自分を素晴らしいと思うことは、一番の絶対者である宇宙の法則を褒めたことになるからこそ、

最も謙虚なのだ。

“大先生”をほめているのだから、傲慢ではなく謙虚なのだ。

大先生、宇宙が作った自分を「大したことがない」というのは、

自分を自分の所有物と思い込んでいる傲慢などうしようもない人間といえる。

「私は大したことがない」と考えている何十倍も何百倍も、本当の自分は素晴らしいはずなのだ。

自分の素晴らしさを実感できない人は、本来の素晴らしい自分が

わずかしか出ていないということであり、そこに気づいていない。

そして、自分を素晴らしいと思っているだけではまだ足りない。

私もあなたも素晴らしい、すべてが素晴らしいというようになれば良いのである。

宇宙の法則は、自分も周囲の人たちも同じように与えられているのだから、

当然、同じように素晴らしいということなのだから。

素晴らしい自分がいることに気づき、受け入れて生きていくと、人生は激変する。

あなたが「自分は大したことはない」と言っているようなら、

気づいた後の人生は180度変わるのである。


「私の想い」

学長のお話を何度聞いても、自分に自信が持てないでいた。

学長の次の言葉を読んだとき心に衝撃が走った。

「自分を素晴らしいと思うことは、一番の絶対者である宇宙の法則を褒めたことになるからこそ、

最も謙虚なのだ。

“大先生”をほめているのだから、傲慢ではなく謙虚なのだ。

大先生、宇宙が作った自分を「大したことがない」というのは、

自分を自分の所有物と思い込んでいる傲慢などうしようもない人間といえる。」

初めて、自分はなんて失礼なことをしてきたんだろう!

尊敬できる親や、素晴らしい祖先の方々に本当に失礼な態度だと

自分に対する見方が変わってきた。

そうするとそれに見合った現象が現れるようになってきた。

東京のMさんのご指導で、開発講座の講師体験をさせていただいた。

ものすごい世界を見せていただいた。

目の前でどんどん劇的に変化される方々を見て、自分の真我が開きっぱなしの状態になった。

これが真我の鏡返しか!

相談者が先生で、講師が生徒であることが細胞レベルで体感できた。

一人一人の方との対話が私の真我開発講座になっていた。

学長の凄さをまざまざと見せていただいた気がした。

これからとんでもないことになる!

日本から世界が変わる!

学長の世界に少し近づくことができた幸せをかみしめている。

約束、守ってくれたね

今日もメッセージをお読みいただきありがとうございます。

今日は新聞記事より抜粋してお伝えします

「約束守ってくれたね」

2014年3月の朝。

東京都江東区の成田正幸さん(55)は、妻の千恵子さんとテレビを見ていた。

情報番組は話題の動画を紹介するコーナーに移った。

舞台は結婚式披露宴。

ピアノを弾けないはずの新婦の父親が、家族の思い出の曲を弾き始める。

懸命な父親の演奏に、新婦の目には涙があふれる―。

隣で千恵子さんがつぶやいた。

「『約束』、守ってくれなかったね」。

その一言で、十数年前の記憶がよみがえった。

結婚前のこと。

2人でテレビドラマ「ロングバケーション」を見るのが楽しみだった。

千恵子さんは主演の木村拓哉さんがピアノで弾く曲が大のお気に入り。

ピアノを弾けない正幸さんは千恵子さんに約束した。

「練習すれば弾ける。プレゼントする」と。

「約束」のことを言われた数日後、正幸さんは妻に内緒でピアノ教室に申し込んだ。

最初のレッスンは右手だけで「ド・レ・ミ」。

弾きたい曲があると告げると、教師から「短い時間では難しいですよ」と言われた。

「死にもの狂いでやります」と食い下がった。

理由があった。

千恵子さんは乳がんで闘病中だった。

完治は望めない。

残された時間で、約束を果たしたかった。

教室に通い始めて1年半。

16年5月の結婚記念日に、妻と長女彩花さん(19)を近くの文化センターに招いた。

300人以上が収容できるホールを貸し切りにして、3人だけの「発表会」を開いた。

「あの頃に戻って、今から『約束』を果たします」

結婚式で着たタキシードに身を包み、ピアノを弾き始めた。

曲がホールに響く。

演奏後、歩み寄った正幸さんに妻はほほえみ、言った。

「ありがとう。でも、下手くそね」

8か月後、妻は旅立った。

しばらくして、写真整理のためにパソコンを開けると、

「パパ、ピアノ」というアイコンが目に留まった。

クリックすると、あの日の映像が流れた。

千恵子さんが携帯電話で撮影した動画だった。

「『約束』果たします」。

正幸さんの宣言に、驚く妻の声が残っていた。

「いつ習ったの?」

額の汗を何度もぬぐう正幸さん。

演奏が始まってすぐに間違え、手が止まる。

「緊張して・・・・・」。

謝る正幸さんを、「気にしない、気にしない」と千恵子さんは励ましていた。

たどたどしい演奏にも、「すごい、すごい」。

小さな声が聞こえた。

動画には、妻のやさしさが残されていた。

その日から、ずっと見られないでいる。